キノコノコのハンドメイド販売ブログ

ゲイが伝えたいどうでもいいハンドメイドと日常の話。

彼女たちは一足早く大人になったけど、私はいつまでも子どものままだ。

 

「あなたは昔から変わらないよね。」

 

こんなセリフを言われることが、最近多くなった。

今までこの言葉を聞くたびに

「子ども心を忘れ無い、いつまでも無邪気な少年のようだね。」

って言われているのだと、勝手にポジティブに解釈していた。

 

だけど最近ようやく気づいた。

「いつまでも大人になれない世間知らずだね。」って言われていることに。

 

 

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私は田舎の商業高校出身で、高校を卒業すると学年の7割ぐらいが就職した。

卒業してからも友達との付き合いは続いているけど、進路によって考え方に違いが出てきた。

就職した子は現実的で、一足先に大人に近づいているようだった。

私みたいな大学生はまだまだ子どもで、働くということに実感が湧いていないし、いつまでも夢物語のような将来の話をしていた。

私たちが夢の中でふわふわ浮ついているうちに、彼女たちは社会の波に揉まれ、お金を稼ぎ、納税をし、1歩も2歩も大人に近づいていたのだ。

 

 

 

そんな私たちも大学を卒業し、就職する時がやってきた。

私も就活を乗り越え、内定をもらった会社に就職する予定だった。

 

だけど私は直前で内定を蹴ったの。

 

やりたことが諦められなかったといえば、少しはかっこいいだろうか。

だけど4年前に就職し、一足早く社会人になった彼女たちからしたら、ただいつまでも大人になれない、どうしようもない子どもに見えたのだろう。

 

「あなたはいつまでも変わらないでいてね。」

彼女たちからこのセリフを聞くたびに、以前よりも胸の苦しみが増している。

 

私も早く大人になりたい。

 

一足早く就職し、社会人となった彼女たちが最近結婚ラッシュのようだ。

料理に全く興味なんか無くて、高校のころ、私がトイレに行っている間にお弁当のおかずを盗んでいた彼女が、Facebookでクッキング動画をシェアしている。

 

クラスの男子の顔を勝手にランクづけして、Aランクの滝川くんを一緒に取り合った彼女は、Bランクの男と結婚してしまった。

 

大学を卒業した友達もどんどん成長している。

大人に近づいている。

 

私はまだ道を模索している。

彼女たちの後ろ姿は、ますます遠くなるばかりだ。