キノコノコのハンドメイド販売ブログ

ゲイが伝えたいどうでもいいハンドメイドと日常の話。

映画「繕い裁つ人」は作ることへの喜びが溢れた素敵な作品!誰かの人生に寄り添える作品を私も作りたい。

こんにちは、ゲイのハンドメイド作家よ。

今日はハンドメイド作家におすすめの映画「繕い裁つ人」を紹介するわ。

 

ある町の小さな仕立て屋さんを舞台にした物語で、この映画の主人公である仕立て屋の2代目店主を中谷美紀さんが演じてるの。

映画「繕い裁つ人」のあらすじ。

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引用:http://www.fashion-press.net/news/14871

祖母の洋裁店を継いで町の仕立て屋さんとして毎日洋服を繕う市江。

先代の祖母が作った服の仕立て直しやサイズ直し、祖母のデザイン画を元に作った新しい洋服を作る市江は、町で人気の仕立て屋さん。

市江の作った服は全て一点もので、すぐに売り切れてしまうほどの人気。

そんな人気の洋服を知ったデパートに勤める藤井が市江にブランド化の話を持ってくるところから物語が始まるの。


映画『繕い裁つ人』本予告

 

一着を着続けることの大切さを教えてくれる映画

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引用:http://www.fashion-press.net/news/14871

ファストファッションだったり、量産された服が溢れる現代に、一点ものにこだわる市江の姿勢は、私の心に訴えかけるものがあって胸が熱くなった。

 

この映画は一着を着続けることの大切さを教えてくれる、そんなシーンが所々で描かれているの。

先代が仕立てたスーツをサイズ直しにやってくるおじいさんとのシーンが印象的だった。

何十年も着てきているから年季の入ったスーツなんだけど、先代の頃から大切に手入れをしてきたため一切古さを感じさせない素敵なスーツなのよ。

市江の元にはそんな洋服を手入れしてもらうためにたくさんのお客さんがやってくるの。

そんなある日、おじいさんたちの洋服を見た若い女の子が「私にも洋服を作って欲しい!」と市江にすがるの。だけどおじいさんに一喝されてしまう。

 

いくつ服を捨てただろう。いくらお金を無駄にしただろう。

流行に左右されファストファッションを取っ替え引っ換えする私たちに市江の服を着る資格はないのだ。

おじいさんが私に一喝しているようだった。

 

映画に出てくる道具が私の心を掴む。

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引用:http://www.fashion-press.net/news/14871

物語の舞台の中心は兵庫県神戸市。素敵な街並みと風景が、南洋装店にとってもマッチしている。

そんな南洋装店は祖母の時代から受け継がれていて年季が入っているの。

だから画面に映る道具ひとつひとつがアンティーク調でとっても素敵なのよね。

昔の足踏みミシンってなんであんなに美しいのかしら。

内装から作業台、布やボタンまで全てが心打たれるほどに素敵よ。

 

洋服が題材なだけに、素敵な衣装が目を引く。

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引用:http://www.fashion-press.net/news/14871

主人公市江を演じる中谷美紀の衣装も素敵なのよね。

仕事服で登場するブルーの衣装は、市江の仕事に対する職人気質な所を反映するかのようにキチッとして、とても洗礼されているの。レトロっぽいのも私の心を掴んだわ。(あぁ私もこんな仕事服着てみたい〜〜〜!待って、こんな仕事服着てミシン踏んでる人なんているの!?私なんてTシャツにハーパンよ!?!?

 

もちろん映画の中に出てくる市江の仕立てる洋服も、リメイクした服のデザインもとっても素敵よ!

 

主人公の食べるチーズケーキは発狂しそうなぐらい美味しそう。

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引用:http://www.fashion-press.net/news/14871

映画「繕い裁つ人」の監督は三島有紀子さんよ。

三島さんといったら毎回美味しそうな食べ物が登場するんだけど、今回もちゃんと用意されているの。

劇中に出てくるチーズケーキがめちゃくちゃ美味しそうなのよ〜!

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引用:http://www.scoopnest.com/ja/user/wowow_movie/706292883565867008

主人公の市江ちゃん、丸ごと一個食べちゃうんだけど、本当に美味しそうに食べるの。

実はこのケーキを食べている喫茶店は実在するみたいなのよ。

神戸市の中央区にある「珈琲店 サンパウロ」っていうお店。

雰囲気もとっても素敵な所で、ぜひ一度立ち寄ってみたいなぁ。

 

ハンドメイド作家のみなさんに、ぜひおすすめしたい映画です。

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引用:http://www.fashion-press.net/news/14871

ファストファッションの溢れる世の中で、毎年の流行を取り入れながらファッションを楽しむのも良いと思うの。

でも一生着続けられる服を持つって最高に素敵で、最高に幸せなことだと思う。

一本一本の糸まで愛す市江の洋服に対する姿勢は、ハンドメイド作家として活動している人にはとても愛おしく思えるはず。

市江のように誰かの人生に寄り添える作品をお客さんに送り届けることができたら幸せだろうなぁと感じたわ。

 

お金を稼ぐためにミシンを踏んでしまっている自分がいるのではないか。

もちろん生きていくためにはお金を稼がなくちゃいけないんだけど、人間お金だけを求めているわけではないのよね。

時々忘れてしまいそうになる、作ることに対しての大切な感情を思い起こしてくれる。そんな映画でした。

 

ぜひハンドメイド作家のみなさんや、作ることを生業にしているみなさんに一度ご覧いただきたい映画です。仕事の息抜きにどうですか?

 

この映画は漫画が原作になっていて、全6巻まで出ている。

私も早速1・2巻ゲットしてみたわ。

映画とは描かれ方が少し違うかなぁ?

でも市江の細かな思いや描写を知ることができるし、映画を観た人はぜひ漫画まで手を伸ばして欲しいわね。

 

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