キノコノコのハンドメイド販売ブログ

ゲイが伝えたいどうでもいいハンドメイドと日常の話。

スマホで簡単にアクセサリーを作れるサービス「monomy」はハンドメイド作家にとって脅威となるのか。

monomy(モノミー)」というサービスを皆さんがご存知かしら?

 

スマホ上でパーツを組み合わせて自分の好みのアクセサリーを作ることができるサービスよ。

このサービス、アクセサリー販売をしているハンドメイド作家は是非注目してほしい。

いや、ハンドメイド作家全員が注目すべきサービスなのかもしれないわ。

 

「monomy」とは

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monomy」はサイトに掲載されているパーツを自分で組み合わせて、自分好みのアクセサリーを制作できるサービスよ。

ハンドメイド(手作り)でなくスマホメイド(スマホでのものづくり)を提唱しているの。

スマホの画面上に表示されたスワロフスキー、パール、ゴールドフィルド、チャームなど3000種類を超えるパーツを組み合わせてアクセサリーをデザインできるわ。

組み合わせる時のパーツの動きも非常にリアリティがあってUIも面白いのよ。

 

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作ったアクセサリーは自分のショーケースに飾って公開することができて、公開したアクセサリーは自分で購入出来るだけじゃなくて、他のユーザーも購入することができるの。

自分の制作したアクセサリーは売れるごとにインセンティブとして10%分のポイントが提供される仕組みらしいのよ。

このポイントは現金に換金できるようになっているみたいで、新しい収入を得るカタチが作られることになるかもしれないわね。

 

これまでのハンドメイド販売とは何が違うのか。

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私たちがこれまで行ってきたハンドメイド販売とは何が違うのかしら。

まずアクセサリーを作るのに、在庫も手間もかからないということよね。

monomyが用意するパーツは全てスマートフォン上で確認でき、組み合わせることができるの。

パーツごとに価格が決められていて、組み合わせることで価格が決められていく仕組みなのよ。

そしてアクセサリー自体はmonomyが制作から発送まで行ってくれる。

だから作り手はアクセサリーを画面上で組み合わせるだけで良いってわけ。(これを作り手と言って良いのかよくわからないけどね。

 

だから在庫を抱えるリスクも持たなくて良いし、お客とのやりとりや発送の手間も要らないってわけなのよ。

 

アクセサリーを購入する側だったお客が、作家やデザイナーになった。

これ、ハンドメイド作家にとって結構脅威的なサービスのように思えるのよね。

特にこれまで売られているパーツを、ちょっと組み合わせただけで作品として販売してきた作家にとって、痛いところをつかれたと思うの。

 

お客側からしたら、今までは自分の欲しいデザインのアクセサリーがなかったら、自分でパーツを買って制作しないといけなくて、制作のノウハウや時間がない人は妥協するしかなかったのよね。

そこにminneCreemaといったハンドメイド販売サイトの登場で、多くの作品が出品され、自分の好みに合ったアクセサリーを数多くの作品から見つけ出すことができるようになったのよ。

 

でもmonomyのようなサービスが登場したら、1から自分の好みにあったアクセサリーを、手間なく画面上で簡単に作れるようになってしまうわけ。

これまでアクセサリーを購入する側だったお客が、簡単に作家やデザイナーになってしまえるのよ。

 

作り手として収入を得るのはまだまだ難しい?

monomyはアクセサリーが売れると、アクセサリーを考えた側にインセンティブとして10%のポイントがもらえる仕組みになっている。

だから作家側としては、monomyでデザイナーになって収入を得ていけるようになれば面白いかなとも思ったんだけど、いくら在庫を持たないからといって10%の取り分である程度の収入を得ようとするのは非常に難しいことだと思うの。

これは今の所、お小遣い稼ぎ的な立ち位置になると思うのよね。作家としてある程度の収入を得るとしたら、やっぱりまだまだ自分で制作から販売を行うハンドメイド作家として頑張ったほうがいいと思う。(まあ在庫を持つ分赤字になる可能性も高いけどね。

 

私が一番危惧しているのはお客が取られてしまうことかしらね。

ハンドメイド販売サイトでアクセサリーを購入するお客さんって、自分で制作したアクセサリーに価値を置くって人も結構いると思うのよ。

恐ろしいサービスね。

 

利益の生まれる価格設定をハンドメイド作家も学ぶべき。

そしてmonomyの作品集を一度見て欲しいんだけど、皮肉なことにminneやcreemaで販売されているアクセサリーよりも高い価格設定じゃない?

私アクセサリーのことはよくわからないから、もしかしたら用意されているパーツ自体が良いものだったり、制作する職人さんが熟練師だったりするのかもしれないわね。

ただmonomyも低価格の作品ばかり販売してても利益が生まれないことは分かっているのよね。

そこらへんハンドメイド作家の皆さんはちゃんと心得ておいた方が良いんじゃないかしら。

 

これからはパーツの組み合わせ作家は生き残れない?

そしてもう一つ頭に入れておかないといけないのは、単にパーツを組み合わせただけの作品で生き残っていくのは難しいってことよ。

「monomy」は『Web Designing 2016年4月号』っていう雑誌の「モバイルビジネス最前線」っていうコーナーで特集されているんだけど、そこにこうかかれている。

今後は、鞄や靴などにも商品を広げたいと考えています。誰もが簡単にモノづくりに参加できる楽しみを知ってもらって、自分たちでファッションを作る世代を応援したいんです。

アクセサリーだけじゃなくて色々なカテゴリーのものを用意する準備があるってことよね。

これはアクセサリー作家だけじゃなくてハンドメイド作家全員が危機感を持っておいた方が良いのかもしれないわ。

 

ハンドメイド作家に求められている価値とは何なのか。

新しいサービスは新しい価値を生み出すわね。

これまで不可能だと思っていたことが、最も簡単に可能になってしまうことがある。

 

minneCreemaといったハンドメイド販売サービスだって、ものすごく革新的なサービスだったわけだし、これからも私たちに影響するサービスがどんどん生まれるかもしれないわね。

だから新しいサービスにはある程度目を通しておくべきよ。

 

そしてハンドメイド作家に求められている価値っていうものが何なのかを今一度考えるべきじゃないかしら?

monomyのように、誰もが作り手やデザイナーとして参加できるようになってしまうサービスは今後も出てくると思うの。

その時ハンドメイド作家は何を売りにできるのか、どう生き残っていくべきなのか、考えましょう。

 

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